WEB MAGAZINE Vol.4春の旅
ROMAN

藍晒圖文創園區(ランシャイトゥーウェンツゥアンユェンチュー)生まれ変わった町並み

穏やかな天気で温かい春の午後は、台湾の古都・台南を散歩してみませんか?
台南市の中心部の海安路にあったインスタレーション・アート「牆的記性(壁の物覚え)」は2004年に創作された後、台南のシンボルマークの一つとして知られるようになりました。この作品は建築デザインでよく使われている「青図(ブループリント)」という図面をモチーフにして作った作品なので「藍晒圖」とも呼ばれました。

しかし、藍晒圖は2014年に安全性の見地から政府によって取り壊され、現在は見られなくなりました。台南市政府は、地元民の共通の記憶を再現しようと「藍晒圖文創園區」を企画しました。元の藍晒圖作品をテーマに、中西区に廃棄された建築群を活用して、台南市のクリエイティブ・ベースを作り上げました。

藍晒圖文創園區は現在、セレクトショップと手作り工房が数多く並び、台南の若者たちにとっての流行文化を発信する基地として知られています。園内に新たに設置された藍晒圖は従来の作品よりも立体化され、観客とでインタラクティブできる有機体アートという形に生まれ変わりました。

南部

トロピカルな海が印象的な台湾南部の中心地は高雄(カオション)。
日本で言えば大阪にあたる台湾第二の都市で、港町のエネルギッシュな空気が楽しめるエリアです。一方、かつては古都として栄えた台南(タイナン)も、 ノスタルジーに満ちた古き良き街並みと美食で大人気です。